がんばる主婦の応援団!ハウスクリーニング専門店・ラックリン!!

中島紳護さんは、人のために役立つことが大好きだ。

中島さんは、家業の清掃会社などで既に14年のキャリアを誇る、ハウスクリーニングのプロだった。

家業に従事するうちに、彼には一つのジレンマが生まれた。新築マンションの入居前の清掃や、空き部屋となったマンション居室の清掃に特化した会社だったので、お客さまの顔がさっぱり見えず、真心こめて綺麗にしても、お客さまの喜ぶ顔が全く見られないというジレンマだ。

中島さんは家業を辞め、新たに訪問介護と訪問入浴を行う会社へ飛び込んだ。ホームヘルパーとして二年間、お世話をさせていただくお年寄りらの家々を回るうち、改めて気づかされたことがあった。

それは、家事を行う主婦の負担の大きさだ。元プロの掃除屋として、訪問先の家庭の清掃についてアドバイスを重ねるうち、中島さんは自身が得意とする清掃で、仕事や家事に追われる女性たちの負担を減らしたい。そして、生まれ育った釧路のマチに貢献したい。そんな思いが膨らんでいった。

中島さんは昨年9月、個人の家のハウスクリーニングに特化した、ハウスクリーニング専門店『ラックリン』を立ち上げた。受付から清掃作業、アフターフォローまでの全てを、自分一人で行っている。

人から人へと、自分の仕事が伝わっていき、広がっていって欲しい。こんな思いを込めて、中島さんはラックリンのチラシを、お店や施設に置かせてもらっている。

ラックリンを取り上げてくれた新聞記事や、お店のフェイスブックやインスタグラムに掲載した、中島さんの手による清掃のビフォーアフターを見た、30代~90代のお客さまから、清掃の依頼が次々と寄せられた。

中島さんは、例えば他社が2時間かけて清掃を終えるような仕事でも、あくまで自分が納得できる仕上がりを優先し、それ以上の時間をかけることをためらわない。その方が、お客さまの喜ぶ顔に100%つながることを、清掃のプロとして実感しているからだ。

ラックリンを利用する40代のある女性は、一年間自身でレンジフードの清掃を行わない。そして再び、中島さんにレンジフードの清掃を依頼する。自分できれいに汚れを落とせない箇所を、プロにお任せしたことで、「気が楽になった」と彼女は言う。

中島さんは語る。「自分の経験上、プロが100%の仕事をして取った汚れは、一般の方には20%程度の汚れしか落とせません。仕事や家事に追われ、時間のない主婦にとって、一番大変なのはお掃除。ラックリンは、ただ自宅の汚れを落とすのではなく、家庭の主婦の力になりたいんです」。

中島さんはこれまでの人生で、飲み込まれるように仕事と家事に追われた女性の姿を、間近で見てきた。家業の清掃業と、経理の仕事に追われながら、自分を育ててくれた母親がそうだった。

自分なら、清掃のプロとしてまるで新品にリフォームしたかのように、家庭内の汚れを落とすことができる。家庭の主婦が楽になれば、いろいろなことにチャレンジできる余裕が持てて、人生の可能性を広げ、人生そのものを変えるチャンスが生まれるかもしれない。それは仕事だって構わない。趣味だって構わない。

だから中島さんは、がんばる主婦の応援団としてラックリンを創業した。

女性の人生を豊かにしたいと願う中島さんは、男性が家庭の掃除に参加する機会を作りたいとも考えている。

「年末の大掃除に、お父さんも加わって家族全員で行うと、早く終わって家族団らんの時間が持てます。お母さんがゆとりを持てると、家庭の中が明るくなると思うんです」と、中島さん。

家庭のお父さんの背中を一歩押し、お掃除にお父さんの活躍の場を設けるため、中島さんはラックリン初のセミナーとなる『3種の神器で家中スッキリ!』を11月に、釧路で開催する。

ラックリン代表・中島紳護(39歳)。英会話教室『リンゴ英語教室』を開く穏やかな妻と、お菓子作りが大好きな小学生の優しい女の子という最愛の家族と共に、がんばる主婦の応援団として、困った誰かの家を、今日も笑顔で清掃し続ける。

住所釧路市武佐3丁目15-16
電話番号080-5589-0012
営業日年中無休
ホームページhttps://www.luckclean24.com
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※写真出典:ラックリン(中島紳護)

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