大正10年創業、釧路のまちのはんこ屋さん
釧路駅から幣舞橋まで長く伸びる北大通。歴史ある中心街のお店の中で100年以上営む店舗が釧路にはまだあります。佐藤印舖さんもそのひとつで、創業はなんと大正10年。釧路の歴史とともに歩んできたお店です。
安藤印舖で修業した初代店主の故佐藤勇太郎さんが現在の場所で創業し、息子の博志さんが後を継がれたそうです。現在は博志さんの息子の佐藤潤さんが三代目として歴史を繋いでいます。店舗奥には当時の看板が飾られて、その技術と歴史の重厚感をかんじることができます。
「昔は彫刻刀が無いと看板はつくれなかったけど、今は機械の時代だからねぇ」と話す佐藤潤さん。時代の移り変わりとともに伝えられた技術と北大通のお店の役割を今もこの場所で受け継いでいます。
取材中も判子の注文など、常連のお客様がいらっしゃったりと生活に根付いているお店だなと感じました。正直、外観は見たことあっても店内には入ったことが無く、知らないだけで歴史あるお店や魅力ある店主さんが、まだまだ釧路にはあるなと思いました。印鑑やシャチハタ、表札、看板など困りごとがあれば地域のお店を利用したいですね！
Basic Information
| 住所 | 北海道釧路市北大通6-2 |
| 電話 | 0154-25-1881 |
| 営業時間 | 平日9:00～17:00 土日祝9:00～12:00 |
| 定休日 | なし |
| 駐車場 | あり |
| クレジットカード | 利用可 |
写真出典：フィールドノート
